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- 2011/9/10 21:14
- おのずと生まれ出る言葉
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- 幼い子供が二人原っぱで遊んでいた。
一人が誤って穴に落ちてしまう。
もう一人の子は家に駆け戻り、大人に助けを求めた。
「××ちゃんが高い穴に落ちちゃったよ…」
深い穴ではない。
随分昔に聞いた話でうろ覚えだが、実話という。
知人いわく
助けを求めた子は穴を上から見下ろすのではなく、友達と一緒に穴の底にいる気持ちでいたから、“高い穴”になったのだと言う。
相手の身になったとき、おのずと生まれ出る言葉がある。
逆に、相手の身になれば口をついて出るはずのない言葉もある。
福島原発周辺の非難対象区域をめぐる前首相の
「10年住めないのか、20年住めないのか」発言に
現大臣鉢呂氏の「死の町」「放射能エンガチョ!」発言。
訂正、謝罪があったにせよ、内閣発の言葉であることには違いない。
言い換えれば
《故郷を捨てよ》
と告げるにも等しい心ない発言であるように私には思う。
“高い穴”の心で寄り添えないのなら、現地を視察して何の意味があるのだろう。
もうあの日から半年た経つ。
写真は福島原発。
- 幼い子供が二人原っぱで遊んでいた。