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- 2011/5/3 9:47
- 空はキズのない空なのに…
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- 人は起こした事で非難されるのではなく、起こした事にどう対応したかによって非難される。
10年前東京商工会議所が作成した、企業向け危機管理マニュアルの書き出しの一文にある。
この冒頭の至言は企業の間で少なからぬ共感を呼び、手帳に書き留めて胸に忍ばせている広報マンもいた。
当然、人は《起こした事》についても相応の非難を受ける。
しかしながら、その後の対応如何で非難の度合いは100倍にもなれば、逆に100分の1にもなる。
詰まるところ、危機に際しては情報公開を徹底し、認めるべき落ち度は迅速に認めるが最善。という事…
ただ…これが極めて難しいんだなぁ…
後手後手の対応にあり、他人任せの振る舞いが見て取れる東電。
当然、東電に対する風がますます強く冷たくなっている。
日本を代表する一、二の巨大企業が
「人は―」
の至言を知らないはずはないでしょうに…
先日、福島某所へ。
ボランティアでの奉仕は時間的に不才なので、生活支援物資運送でおじゃまさせて頂きました。
誰でも出来る事ですが、役が自分に回って来たのでやらせてもらいました。
現地の方々の口からは、福島某所という場所柄、津波被害もさることながら、大半の話題は東電、原発、放射能、関東への電気、等々の怨み節。
話し沢山聞いてきました。
出来る事って、話しが終わるまでしっかり聞く事しかないもんなぁ…
帰り道、車中から見た小学校の校庭に汚染された土の山。
こういう有り様、どうにかならないのかねぇ…
一個人に、これらを収拾する知識も力も持ち合わせていない事を痛感。
悔やみ言。
- 人は起こした事で非難されるのではなく、起こした事にどう対応したかによって非難される。