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- 2016/1/18 11:38
- 「受容」という態度について1
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- 対人援助職において「受容」という態度が大切であるというのは嫌というほど耳にすることだが、では「受容」なるものが実際どう言う態度であるのかと言うのは中々掘り下げて論じられることがない。
「受容が大切だ」と言われても、その方法がわからないのでは受容のしようがない。
同じ事は「尊重」や「尊厳の重視」などと言う言葉にも言えるが、対人援助職という専門職、プロフェッショナルとして対人援助を行うものにとって、概念を理解し、説明し、実践できるというのは基本的倫理綱領であるから、それを追究するのは職業人としての責務であろう。
従って、以下職業人の責務であると言う考えに基づき、「受容」という態度を明確化していこうと思う。
受容とは文字通りに受け取るなら、相手の表現を言語・非言語問わずに「受け」「容れる」ことである。
受容とはコミュニケーション技法であり、コミュニケーションとは対象者と援助者の相互作用であるから、援助者が何らかの反応をしなければ、それは成立しない。
対象者の表現に対し、援助者は何らかの表現をしなければならない。
受容については「あなたの表現を受け入れました」という表現をしなければならない。
この表現とは何か。
受容したという表現はどのようにしてされるのか?
またどのような表現が受容されたと感じられるのか?
アルコール依存症の対象者が「酒を持ってこい」というのに対し、援助者はそれをそのまま受け取って良いのか?
さて援助者は一体何を受容するのか? 一体何を援助するのか?
- 対人援助職において「受容」という態度が大切であるというのは嫌というほど耳にすることだが、では「受容」なるものが実際どう言う態度であるのかと言うのは中々掘り下げて論じられることがない。