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    • 2009/10/12 16:21
    • ヴィヨンの妻を見ました
    • コメント(1)
    • 閲覧(36)
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    • 脚本家が最初から松たか子を思って書いたというとおり、見終わって、主人公は彼女しかいない…

      そう思いました。


      一応、物書きの端くれなのに、見終わった後のこの気持ちが書き表せません。

      淡々と描かれる映像の中に、主人公のさちが、確かに生きていました。


      ラストにさちが「私たちは生きてさえいればいいんです」と言います。

      その台詞を聞いた時、「私は幸せだろうか、不幸せだろうか」と思うことが無意味だと思いました。

      私は太宰治を読んだことがありません。

      この映画が原作どおりなら、このカットをどんな風に描いているんだろうと気になるところばかりでしたが、それを確かめるのは恐いです。

      確認してしまったら太宰治に取り込まれて、自分を失ってしまいそうで…
      今まで、小説を書いていたつもりでしたが、なんておこがましい…

      打ちのめされました。


      松たか子はさすがです。

      その存在感は、彼女の個性そのもの。

      美人というわけじゃないのに、惹き付けられます。

      それに、演技も素晴らしいです。

      彼女の心の中が、台詞なしでも手に取るようにわかります。

      カットが変わっても、その前に何があったかも、彼女を見ればわかります。


      本当に素晴らしい作品でした。

      映画が好きな人は、見て損はありません。

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