◇◆メィ◆◇さんの日記

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- 2011/2/21 8:59
- 千の風に…
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- 私が姉にモバを教えて貰って、それからすぐの事、姉の体に病が見つかりました。
  　
  医者の診断は残酷な物で、当時の姉には決して話せない物もありました。
  家族は医者に頼みました。全てを隠し治療をしてくれと…
  　
  医者からの返事はNo
  治療をするなら、彼女には病名を言う。隠して治療できるほど軽い病ではないと。
  でもせめて、治る希望…生きて行く希望だけは奪わぬ様にして欲しいと家族は願いました。
  　
  余命宣告
  　
  彼女に伏せられていたのは、そこだけでした。
  　
  姉はいいました。
  『長女やメィがこの病気じゃなくて良かった』…と。（うちは３姉妹、みぃ～とが真中、メィは３女）
  長女と私には子供がいる。だから子供がいない自分で良かった…と。
  　
  心に穴が開いた様な感覚になりました。
  　
  だから私は姉に誓いました。『薬にはできない、治せない部分を私が賄う。必ず治す。笑って、楽しく過ごして免疫力を高めよう。その為なら何でもする』と。
  彼女も『誓うよ。大事な…大事な妹に誓う。頑張る』と言ってくれました。
  私の体には彼女と同じ血が流れている。できる事なら悪い場所を取り除き足りない物を私の体から補って貰いたかった。でも…それすらできない
  　
  神様なんかいない
  本気でそう思った
  　
  それから２年８ヶ月
  彼女は辛い副作用に弱音を吐く事もなく、完治を諦めても、せめて病と共存していく事を目票に頑張ってきました。
  　
  １月４日
  私の愛する姉、みぃは天使になりました。
  　
  最期まで私達に弱音を吐く事なく、病気と闘う強い姉でした。
  モバの中では病気だと忘れる程元気で、だから私はモバの中に現実逃避してました。
  いつも元気な姉に会えるから。
  でももう逢えない。
  モバの中さえも姉との思い出が溢れてる。ゲームも…だから続けられない。
  私にはまだ姉を『思い出』にはできない。
  　
  ごめんなさい。徐々に仲間に武器を配り仲間外します。
  　
  最後にモバで姉妹で可愛がってくださった方々。姉にかわり、ここにお礼申し上げます。
  　
  みぃ姉へ
  天国はどんな所？私は貴女がいないこの世でどうしたらいいのかさえ、わからずただ生かされています。いつか…そちらに行ったらまたたくさん一緒に笑おうね。
  貴女の妹に生まれて来た事に感謝し、同じ血が流れている事を誇りにこれからも生きて行くよ。
  　
  風になって、そばにいて…